上昇志向の低い人を責任あるポジションにつきたくなるようにするためには?

Share on Facebook
Share on LinkedIn

上昇志向の低い人を責任あるポジションにつきたくなるようにするためには?

 

ご質問をいただきましたので、回答させていただきます

 

Q 現状に満足しすぎている部下に困っています

どのようにしたら、もっと自分から進んで仕事を覚える、出来る業務を増やそうと努力する社員になるのでしょうか?

やればできると思うのですがやる気がない、上昇志向の低い人を責任にあるポジションにつきたくなるようにするためには、会社は何をすべきなのでしょうか?

 

ご質問ありがとうございます 

「仕事してたらそりゃ上昇したいと思うでしょ」と、そりゃ思うでしょは通用しない時代。人それぞれの昨今です。他の部分でモチベーションを上げる必要があるのですよね。

では、そのためには、どのような方法をとればよいのか、ご紹介させていただきます

 

受け身部下

 

部下にやる気になっていただく方法

 

部下がプライベートを重視する人間であれば、昇進を喜ばない場合もあります。しかし、「達成感」「自分が役に立ってる感」が欲しくない人はいません。

 

「達成感」「自分が役に立っている感」というのは承認欲求を満たします。

上司は部下に、急成長を望みすぎることなく、強いることなく、0.5歩づつ難易度をあげて成長をうながすことで、達成感と褒めるポイントを得ることができます。

 

 

 

部下のやる気を引き出す指導ポイント

 

部下のやる気を引き出す指導ポイントは4つあります

 

①当たり前のこと、できたときに感謝すること

②頼る・協力型の指示

③部下がすぐれていることは負けを認め立てること(年上、年下関係なく)

④あきらめも肝心

 

 

①当たり前のこと、できたときに感謝すること

例えば「パパ(ママ)だから仕事して当然だよね」と、家族に言われたら「そりゃそうだけど・・・(泣・怒)」と感じませんか?

 

「仕事なんだから当然」という考えの枠を広げ、「やってくれてありがとう」「助かったよ」と常日頃の関わりを変える=関係が良くなる

 

②頼る・協力型の指示

「助けて」「力を貸して」と、いう指示は人を動かします。子供にも「〇〇してくれたら助かる」というのと、「〇〇して」というのとでは、スピード&実行率が違います!

 

③部下がすぐれていることは負けを認め立てること(年上、年下関係なく)

部下の手柄を取り上げない。部下に華を持たせられる「器の大きな人」でありますように!

 

④あきらめも肝心

どうがんばっても上昇志向のない人は存在します。けれど、上昇志向はなくても、今の仕事をコツコツ地道にやってくれる、細かいことが得意など、その人の特性に合った業務はあります。そこを見つけ出して伸ばしていただくという考えもあります。

 

部下の性質に合った指導方法を見つけ、ぜひ実践してみてくださいね