「社員をうまく使う」という口ぐせって・・・
「社員をうまく使う」という口ぐせって・・・
ご質問をいただきましたのでお応えいたします^^
Q
指示しても報告せず、改善する気もない社員。うまく使うには? 40代 管理職
・・・
これは困りますね。しかし、本人だけの責任かどうかはいかがでしょうか?重要な4点をご紹介いたします
部下に報告・改善してもらうには?①
①まずは部下に詳細を訊きます
・どうして報告しないのか?(過去(原因)を質問)
・どうしたら報告できるのか?(未来が良くなる質問)
ご自身が考えるだけでなく、本人に直接言葉にしていただくのがポイントです
報告、改善がないことに、こちらが困っているということさえ気づいていない場合もあります
まず、問題であることを利っていただき、原因と改善策について、本人が考えるきっかけを作りましょう
部下に報告・改善してもらうには②
②評価制度を活用する
評価制度をもとに、業務として困ると感情を入れずに伝えること。
ここで評価制度がないと、「自分だけ?」「嫌われてるから言われてる?」などと、思わることがあります。仕事として言っているという指標が評価制度です。
上司にとって、会社にとって当たり前すぎて漏れている場合もあります。
その場合は、まず評価制度の見直しも必要です。
部下に報告・改善してもらうには③
③部下に対する態度を見直す
ご質問にある、「うまく使う」という言い方が気になります
上司、経営者が社員を「使う」という口ぐせを使っている場合、日ごろから上から目線でモノを言ったり、「お前はほんとできねぇなぁ」というオーラで接している場合があります
部下であっても一人の人間です。こちらの態度次第でやる気が変わります
はっきり言って土壌が悪い場合もあるということです
経営者、上司、部下は責任の重さによって給料が違うだけで、エライわけでも、身分が高いわけでもないと、私は思います。TOPに立つ人こそ、そういう感覚が必要だと思うのです。
部下に報告・改善してもらうには④
④日頃のコミュニケーションの見直し
日ごろのコミュニケーション、達成感を感じて仕事をしているでしょうか?
上司の指示の出し方や関わり方が部下の仕事をする上での意識に大きくかかわってきます
やる気を引き出し、わかりやすい指示をだすのは上司の義務です
この社員は、「この上司の下で仕事ができてよかった!」と感じているでしょうか?
この会社全体のことを考える余裕があるでしょうか?
そのためにも、TOPこそ、自己承認力の根っこである自己肯定感を持ち、健康で、余裕、心の安定がある状態でいることが必要です