仕事のアドバイスをしていたら、突然泣き出す女性社員
仕事のアドバイスをしていたら、突然泣き出す女性社員
最近仕事が増え、残業も多くなった女性部下のAさん
相談対応の際、仕事を効率よく進める方法をアドバイスしていたら、突然泣き出した
え?なんで今泣く??
あなたは何と声をかけ、どのような応対をしますか?
なぜ泣く?のか
涙を流すこと自体は悪いことではありません
涙と一緒にストレス物質が流れたり、苦痛を和らげる脳内モルヒネが出たり、ストレス解消には良い方法です
けれど、相談対応の現場でいきなりなかれてしまったら困ってしまいますよね
では、なぜ泣くのでしょうか?
涙には理由があります
例えば、
■喜び、感動の涙
■悲しみ、悔しさ、怒りの涙
いずれにしても、感情が大きくなり耐え切れなくなって、涙としてあふれ出します
まずは、どのような理由で泣いているのか、探ってみましょう
・泣きたくないのにどうしようもなく涙が出てしまっているのか
・もう泣いてしまえっ、という状態なのか
・怒られていることに悲しんでいるのか
・うまくできない自分を悔やしがっているのか
どのような気持ちで泣いているのか良く観察し、泣きながら話しているのであれば、それを良く聴きます
突然泣き出した社員への対処法
よく観察してから、相手への共感の言葉を伝えましょう
「泣けるよね。頑張ってるから泣けるんだよね」
ほかにも、「つらいよね」「混乱するよね」「我慢してたんだよね」「溜め込んでたんだよね」など、相手の様子によって使い分けてみてください
そして、感謝し、褒めて、認めます
「残業も多いのに文句も言わないで、Aさんすごいなって思ってるよ。助かってる!」
この順で対応していくことで、泣いている社員にゆっくりと落ち着いていただくことができます
すぐ泣く社員への注意点
すぐ泣く社員への対応として、注意し低ただ来たのが次の3点です
× 動揺する「え、え、え?どうした?」
× 質問攻め「何の涙?」「なんかごめんね?」「何か悪いこと言った?」
× 不機嫌 「泣いても解決しない」「話にならない」
とにかく落ち着いて、なぜ泣いているのか観察して把握し、ゆっくりと労うことで、少しづつ心を開き、柔軟な対応ができるようになっていきます
すぐに変化を求めるのは難しいかもしれませんが、動揺してほっておいたり、質問攻めにして反抗されたり、不機嫌になって関係性を悪くしても相手に成長していただくことができません
ゴールを考え、部下に成長していただくために、まずはじっくりと対応することをおすすめいたします