退職理由が「母に言われたから」の対応
退職理由が「母に言われたから」の対応
退職理由が「母に言われたから」
はぁ!?とお思いになるかもしれません
けれど、現代の日本では珍しことではないのです
子どもたちは、親と仲良し関係の中で成長していきます
けれど、自信のない(自己肯定感が低い)子は多いのです
だから、自分の意志ではなく、「仲の良い親の言った通りにしておこう」という考えになるのです
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自らの将来に対するイメージ。日本の若者は諸外国と比べて,自分の将来に明るい希望を持っていない。
自分の将来に希望を持っている割合は6割強,40歳になったときに幸せになっていると思う割合は7割弱で,いずれも諸外国の中で日本が最も低い。
年代が高くなるほど,その傾向が顕著である。
引用:内閣府HP
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必要な人財であれば、 「親に言われたから」という理由で退職されてはたまりません
引き留める方法を二つご紹介いたします
引き留める方法①
ご両親と部下の間にある信頼関係とは別の形の信頼関係をつくる
仲良し親子にはない「この上司はすごい!」「この会社で仕事したい」と感じていただける関わりを心掛けていきましょう
日常的にそのようなかかわりができればよいのですが、そうでない場合も「親に言われたので…」と退職を申し出られたときの対応で、部下の心も変わる可能性があります
具体的な対応方法は、「引き留める方法②」をご参照ください
引き留める方法②
「親に言われた」以外の理由を引き出す
辞める理由は1つだけでない場合もあります
そこを掘り下げ、しっかりと聴き、具体的な内容を訊き、共感します
そして、「あなたには居てほしい」+「自分の考え&指導」+「アクションプラン」とういう順に提案していきます
例)
〇
部下:実は同僚Aとうまくいってなくて・・・
上司:なるほど。うまくいってなかったのか(おうむ返し)
そういう事情もあったんだね(共感)
だけど、うちは、私は!あなたに居てほしい。辞めないでほしい(必要とする言葉)
同僚Aとずっと一緒というわけではないし、部署移動もある。そして、企業にはどこでも、多かれ少なかれそういうのはゼロではない(自分の考え&指導)
3カ月考えてみて!私も力を貸すから!どうしたら良くなっていくかなぁ・・・(一緒にアクションプランを考える・部下にも話してもらう)
×
上司:お母さんが言うんじゃしかたないね
上司:自分の意見や考えはないんか!
まとめ
いかがでしょうか?コストをかけて、採用、教育し、辞めたいで『はい。さよなら』ではもったいなすぎます!
引き留めるのは、社風や、企業内容ももちろんありますが、上司の腕も影響大ですよ!
この上司と一緒に働きたい!と思われる上司でありたいですね^^