株式会社ワンダーテーブル 代表取締社長 秋元巳智雄氏

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『デキる社長インタビュー』第3

株式会社ワンダーテーブル 代表取締社長 秋元巳智雄氏

 

株式会社ワンダーテーブル
代表取締社長 秋元巳智雄氏

http://www.wondertable.com/

ワンダーテーブル秋元社長

 

・現在のお仕事をされたきっかけは?

 もともと外食のコンサルティング・プロデュース会社にいて、ワンダーテーブルのコンサルタントをしていました。 出入り業者として、研修やブランドプロデュースをしていたんです。

そこからご縁があって、18年前入社しました。

 

当時のワンダーテーブルは、東証二部上場とはいえ、負債を抱えた海運業が飲食は始めたばかりで経営は不安定。その会社を成長させるというのは、魅力的なチャレンジでおもしろいなと思い、決めました。

 

入社当初は、アシスタントマネージャーとして「会社に自分の考えた新しいブランドを作り、若い人を入れて、成功させて、会社をリノベートしていく」ということをしようとしていました。

役職は変わりましたが、根本的には今と変わらないことを言っていたと思っています。

 

 

■仕事でのピンチは何でしたか?それをどう乗り越えましたか?

厳しかったのは2002年前後の日本での狂牛病、その直後のアメリカでの狂牛病。2段階で3年+3年ぐらい非常に痛い思いをしました。

特にロウリーズはアメリカのブランドでありながらアメリカのお肉を使えなかった。

しゃぶしゃぶブランドの売上げは一時期全体で前年の4割にまで下がりました。

 

さらに、2008年のリーマンショック。

景気も良くなり、10億以上の投資と10店舗以上の出店を決めていた年でした。既存店の売上はどんどん下がる、新店は立ち上がらない、これはきつかったですね。

 

狂牛病でのピンチは、現場が一丸となって商売をしていける組織の仕組み作りをしっかりとすることで乗り越えました。

 

リーマンショック後は、「疾風に勁草を知る」《「後漢書」王覇伝より》という言葉を引き、「非上場化もする、多くの店も閉める。これからは苦難、強い風が来るけれども、みんなと一緒にやってきたい。僕らからは誰もクビにはしないし、残ってくれたやつと一緒にいい会社を作る。もう一回ハングリー精神を持って、みんなで強い風に向かって戦おうぜ」って話をしました。

 

社員全員で意識改革をし、新しく会社を作る、人をつくるというくらいの想いを持ってしていったんです。

 

 

■社員の意識改革の為に取り組んでいることはありますか?

まず、非上場化や2012年に僕が代表になったことが、社員にとってわかりやすいきかっけになったのではないかと思います。

「僕らの兄貴が社長になった。上場企業じゃないけど、頑張れば僕らも、部長にも、役員にも、社長にもなれるんだ」と。僕の能力と言うよりも様々なきっかけによって、社員がやる気になってくれました。

 

具体的に会社を変えるということで行っているのは、社員220人全員との半年に1回の面談です。

店舗ビジネスでは目の前の上司=会社になりがちですが、1対1の面談をすることで僕と社員全員がつながりを持てるんです。

さらに、部長も担当部下と半年に1回、スーパーバイザーと店舗支配人も3カ月に1回、現場支配人はアルバイトも含めて全従業員と3カ月に1回面談します。

本当に信頼関係を築いて、部下に何かしてもらおうと思ったら、1対1じゃないといけない。

 

そして、その時に大事なことが、聴くということ。

 

上司が「おれはこんな店にしたいんだ」と熱く語っても信頼関係になりません。

聴くことでその人の気持ちを理解し、それに対して発言をするのが、この1対1面談の有意義なところなんだよと言っています。

そういう仕組みを作っているから、相手にも「僕の為の時間なんだな」と言うことが伝わり、結果的に信頼関係というゴールが築けていくのだと思います。

 

 

■経営で気を付けていること。重要だと思うこと

「志のみ持参せよ」と自分にも社員にも言っています。

 

我々サービス産業・外食の仕事は、勤務時間もまだまだ長いし、精神的なプレッシャーもあるし、人間関係も非常に苦しい仕事。

だからこそ、今楽しいか・辛いかと言うことよりも自分の将来に向けてちゃんと志を持っているかどうかが大切だと思います。

 

夢という言葉を使うなら「達成可能な夢」。目標という言葉を使うのであれば「高い目標」。

10年、20年、30年後、自分はこうなりたい、という強い想いが、今日のしんどいことや人間関係を乗り越える糧になるんじゃないかなと思っています。

 

会社にとっても、将来こんな会社にしようという志を持つこと。

僕らであれば、単にご飯を食べて帰っていくんじゃなくて、本当に喜んでいただいて、また来たいと思ってもらえる会社にしたい、というようなことです。

 

そして、言い続けていると本当にそうなっていくんですよね。

だから、志を忘れずに常に社員にも伝えることが大事なんじゃないかなと思っています。

 

 

■デキる部下メルマガを読んでらっしゃる方へ

高山さんのメルマガは「励ましてくれている」というのがすごく伝わるなぁと思います。

読んでいる人たちが、高山さんから応援を受けていると、いつも思える。

 

みんなが、ある日突然フルマラソン走れるようになるわけでもないし、大会社の社長になるわけでもないですよね。たくさん失敗を繰り返して、成長していると思います。

だから、そんなとき、しんどいとか悩みがあるとか苦難がある時に、どれだけこの高山さんのメッセージを信じられるかっていうことと、

 

もう一つ、自分を信じられるかどうかということが大切だと思います。

 

そこを忘れずに「相手を信じて、自分を信じて」やっていくしかないんじゃないかなと思います。

 

 

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インタビュー後記 高山綾子

ワンダーテーブルさまの企業理念に、

①自分を大事にする 

②仲間を大事にする 

③お客様を大事にする 

④社会を大事にする と、ありました。

ワンダーテーブル様企業理念

 

自分を大事にすると言うのは私もいつもお伝えしていることで、深く共感しました。

 

そしてご家族に対して、

「トイレットペーパーが『芯』だけになっていたら取り替えます。ちょっとしたことだけど、奥さんは、嬉しかったり助かったりすると思うからです。トイレットペーパーが無くなっていたら僕が気づいたら買って帰るようにしています。

短い時間で、いかに家族を大事にしていると感じてもらい、濃い時間を過ごすことが大切だと思うのです」

と、おっしゃってました。

 

「なるほど!本当にその通りだなぁ」と、感動し、さらにファンになりました!

 

 

■株式会社タカショー 代表取締役社長 高岡伸夫氏

■GMOクラウド株式会社 代表取締社長 青山満氏

■鳥貴族 大倉忠司社長

■ワンダーテーブル 秋元巳智雄社長

■周愛巣鴨クリニック院長 帝京大学大学院研究科 精神科医 秦孝憲先生